集中すること

万人に当てはまるかは分からないが、集中すると著しく生産性が向上する。 集中しているときは周りの雑音も耳に入らず、自分の世界で自分のやるべきことに専念できる。 時間もすぐに過ぎていくが、その時間の中では効率も生産性も向上する。 常に集中した状態を保っていたいと考えている人は少なくないはず。

私はエンジニアで仕事でコーディング(プログラムを書くこと)を行うことが多い。 仕事だけではなくもちろん趣味としても行っており、コーディングすることは非常に楽しくて好きだ。 自分の頭の中にあるものを表現し、それらが形になっていくところが非常に楽しい。

上述の通り、仕事でも家でもコーディングを行っているのだが、最近気づいたことがある。 それは、圧倒的に仕事でコーディングを行った場合の方が集中できているということだ。 その理由は仕事だからやらざるをえない状況であるのと誘惑がほぼないからなのだろう。

家だとやるかやらないかは自分次第であり、やらない選択をした場合は集中以前の問題である。 また、自宅だと周りの目がないため、SNSを見たり、ネットサーフィンを行ったり、TVをつけてみたり集中する前に別の事柄に夢中になってしまう。 私の経験上、集中する域まで達すればこれらの誘惑から避けられるのだろうが、そこまでいかないのである。

ではどうすれば良いのか。

私はどうすることもできないという結論に達した。ここでいうどうすることもできないというのは簡単に集中できるようになる方法はないということ。 こうこうしたら集中できるよという簡単なメソッドはおそらくない。自分の意思の力を頼るしかないだろう。 一番の難関は自分を机に向かせることなのである。

そのため、なんとしても自分を律し机に向かい嫌々でも良いので10分程度作業を継続してみると良い。 (私だけかもしれないが)10分もすれば集中モードに入っているはず。 ただ、これが一番難しい。

職場だと他人から話しかけられ集中が途切れることもあるし、一度集中が途切れると再度集中モードに入るには時間がかかってしまうので効率が落ちる。 自宅だとそういったリスクもないので自宅で集中できるようになれば職場より効率が上がるかもしれない。 そう考えると在宅勤務も良いなと最近思う今日この頃。